ハラスメント思考でいうところの「バランス」

ハラスメント思考の人は、
「バランス」という言葉もよく使う。

「バランスが良いのがいい」
「バランスを取る為に、できないことをできるようにする」
またまた私の父親始め、多くのハラスメント思考たちから、この言葉を聞いてきました。

そうやって、ハラスメント思考さんは、
人の能力を押さえつけます。
自分に自信がなく、知識不足のため、
理解できない能力を否定し、弱点を指摘して
自分の威厳を保とうとします。

また実際、できないことをできるようにすれば、完璧になると信じています。
そのため本人も自分の苦手なことばかり気にして、コンプレックスの塊です。

必死に弱点を隠そうとしている行為をバランスを取ることだと勘違いしています。

彼らの言うバランスとは、全ての能力レベルが同じになること。
でも、平均とは、数学的にみても、
全部が同じ数値という意味ではないですよね。
重心は、全てが同じではなくても、バランスがとれますよね。

私の両親は、
できないことをできるようにする、
教育に力を注ぎ、私は、苦痛ばかり感じて、できることもできなくなりました。
だってずっとダメ出しじゃ、自信なくしますよ。

バランスというのは、個人個人、取り方が違う。
私の娘は知性が高く、人望もあるけれど、方向音痴。賢いけれど、ちょっとお間抜けなのが、かわいいじゃないですか。
それが、バランスじゃない?
地図なんて、得意な人が見ればいいんです。

シーソーやてこの原理は、中心からの長さと重りの重さが違えば、バランスの取れる地点は変わります。人間の能力もそれと、同じだと思います。

バランスがいいというのは、自分の心が幸せな状態。だから、バランスの取り方には、個人差がある。一概に、何ができたらいいとは言えない。

できることを伸ばすうちに、必要があれば、できないことも何とかするから、大丈夫。

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