骨の髄まで吸い取るハラスメント

人は、助け合って生きていきます。
自分のできることが人の役に立ち、人のできることが自分の役に立つ。

「人が助けを求めている時に、それを断ってはいけない。できるだけのことをしたい」

ハラスメントとは、そんな人の優しさに漬け込んで、人生に介入してきます。

彼らは、こんな風に考えてます。
  弱い私を強いあなたが助けないといけない。
  できる人がやればいい。
  私はできないから、あなたがやりなさい。
  お金、持ち物が十分にあるなら、分けてほしい。
  前にもやってくれたのだから、今回もやってほしい。

ハラスメント思考の人は、助け合いではなく、奪い合いをする人達です。

一度与えたら、骨の髄まで吸い取られます。
ハラスメント思考の人には、与えてはいけません。

いっしょに過ごした後、どんなにその時が楽しくても、体に疲労感が残ったら要注意です。

あなたは、その相手とどこか無理をして話しているということです。
体に力が入っているのです。

最初は、簡単な頼みごとから始まります。
ペンを貸してほしい。
ケーキのセロファンを剥がしてほしい。 
連絡してほしい。
ご飯に誘ってほしい。

でも、その時「ん?なぜ自分でやらないんだろう。」と感じたら、それは罠です。

頼んだことをやってくれる人としての既成事実を作り、頼む人と頼まれる人という関係を築きます。
これが後に、「支配する人と支配される人」へと繋がって行くのです。

彼らは、そういう関係性でしか、人と付き合えません。無意識に当たり前のように人に寄生するのです。

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